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初めてのパソコン分解で必要になる工具4選!

ベアボーンキットを買って組み立てる場合や
パソコンを分解するときは工具が必要になります。

ベアボーンキットと違い完成品を分解する場合も
似たような工具が必要になるので紹介をしていきましょう。

 

初めてのパソコン分解で必要になる工具4選!

初めてパソコンを分解して
ハードディスクやメモリを交換しようとなった場合は
これから紹介する工具はあったほうが良いでしょう。

とはいっても、作業内容によっては
特に必要ないものもあります。

 

どんな作業で必要で
どの作業に不要なのかも一つ一つお伝えしていきましょう。

 

静電気防止手袋

まずは、「静電気防止手袋」を
筆者はおすすめしたいです。

パソコンのマザーボードは静電気などに弱く
パソコンを分解したときに半導体がむき出しになるので
素手で触るのはマズイのです。

 

特に静電気が発生しやすい冬は
静電気防止手袋を着用して作業をしたほうが良いでしょう。

 

静電気防止手袋の特徴

静電気防止手袋は表面が導電性になっている手袋のことで
静電気対策が施されています。

手先に静電気が帯電してうまく除電できない場合は
静電気防止手袋と静電防止リストバンドを併用して
使用すると効果的に除電することができるのです。

 

静電気防止手袋は「ワークマン」でも販売していますが
普通のホームセンターでも販売している店もありますね。

その場合は名称が「静電防止手袋」と「導電手袋」に分かれていますが
ほとんどの場合は同じ機能を持っていると思っていただいて結構です。

 

ただ、導電手袋のほうが表面抵抗値が
少しだけ小さくなっています。

使用上の違いはないので、ご安心ください。

 

静電防止リストバンド

静電防止リストバンドは、「リストストラップ」とも呼ばれていて
人や会社によって呼び方が違いますが、同じ製品です。

静電防止リストバンドは帯電しやすい人に対し
体にたまっている電荷をアースで逃がすというものです。

 

一般的な静電防止リストバンドには
コードがついているので作業しにくい場合が多いのではないでしょうか。

サンワサプライ製の静電防止リストバンドは
コードレスタイプなのでコードが邪魔になることはありません。

 

サンワサプライ製の静電防止リストバンドは
値段がAmazonで「1455円」で販売していました。

コードがついているタイプの静電防止リストバンドは
Amazonで「863円」で販売されていました。

 

特殊精密工具セット

特殊精密工具セットは、先端が交換できるタイプが
一番使いやすく汎用性に優れています。

また、小型のマイナスドライバーやプラスドライバーが
サイズごとに付属しているケースが多いので
必要に応じて付け替えることができるという特徴もあります。

 

値段が安くて使いやすいタイプを選んだほうが
後悔は少ないといえるでしょう。

 

#2プラスドライバー(先端マグネット式)

#2プラスドライバーは、ホームセンターで「2番ドライバー」と
表記して販売されていることが多いです。

とても細いドライバーで
ノートパソコンの裏カバーを外すときによく使うドライバーです。

 

先端がマグネット式の場合は
ネジを手で支えながら取り付ける必要がありません。

作業がやりやすくなるので
ノートパソコンの裏カバーをよく外すという場合は
持っていても損はないでしょう。

 

ケースオープナー

ケースオープナーとは、三角のタイプとペンタイプの
2種類あります。

筆者は三角のケースオープナーを持っていて
ノートパソコンの裏カバーを開けるときによく使ってます。

 

マイナスドライバーでも裏カバーをこじ開けることができますが
カバーに傷がついてしまうので、プラスチック製の
ケースオープナーを使うほうが良いでしょう。

ケースオープナーの使い方は、隙間を作り出して
横にスライドさせながら裏カバーを外すという感じで使います。

 

精密ドライバーの選び方

精密ドライバーと言っても、手動タイプと
電動タイプの2種類あります。

手動タイプは電動タイプと比べると、値段は安いですね。

 

確かに電動タイプは簡単に早く作業を進められますが
慣れていないとネジの頭を潰す可能性があるのです。

専門用語では、ネジの頭やネジ部分を潰してしまうことを
「ネジをナメる」といいます。

 

なので、筆者は初めてパソコンを分解する人は
手動タイプの精密ドライバーをお勧めします。

 

精密ドライバーにも「一体型」「ビット交換式」がある!

精密ドライバーには「一体型」と
「ビット交換式」があります。

筆者は、ビット交換式を好んで使用します。

 

理由としては、ビット交換式はサイズによって
ビットだけを交換すれば良いからです。

しかし、一体型の場合はサイズが合わないと
買い足さないといけません。

 

無理をして使用すると、ネジを潰してしまう可能性も考えられます。

なので、初めて精密ドライバーを選ぶ場合は
慣れるまで、ビット交換式を選ぶようにしましょう。

 

ネジのサイズにあったドライバーを使ったほうが良い

精密ドライバーを選ぶ場合は
ネジのサイズにあったドライバーを選ばないと
大きすぎたり小さすぎたりします。

無理に使うとネジがつぶれるので
慎重にドライバーを選んだほうが良いでしょう。

 

ドライバーには、「00番」「0番」「1番」というようなサイズがあり
数字が大きくなるほど、適合するネジのサイズも大きくなります。

精密ドライバーの中には、先端部分にマグネットが採用されているモデルもあります。

 

ネジがマグネットにより
くっつくので片手でネジをネジ穴にはめやすいのです。

ネジが扱いやすい精密ドライバーを探しているなら
マグネット式も検討してみると良いでしょう。

 

精密ドライバーは100円均一でも大丈夫?

精密ドライバーに関しては、100円均一でも
全く問題はありません。

耐久性も悪くないので
最初は100円均一の精密ドライバーでも良いでしょう。

 

お金に余裕がある場合は、ビット交換式の
精密ドライバーセットを買ったほうが先のことを考えると安上がりです。

基本的に、精密ドライバーは安物でも良いかもしれません。

 

精密ドライバーは握りやすさが重要であり
値段が安くても使いにくくては意味がありません。

使いにくい精密ドライバーを無理して使っていると
ネジをうまく回せなかったりドライバーを落としたりします。

 

グリップ部分にソフト樹脂が採用されている精密ドライバーは
ネジをまわしているときに滑りにくく
ネジをしっかりと回すこともできます。

分解するパソコンのネジが、どれくらいのサイズか知ることができれば
単体で精密ドライバーを買うことができるでしょう。

 

筆者は、「#2」のサイズの精密ドライバーを使用していますが
ノートパソコンによっては、サイズが小さい場合があります。

ダイナブックR73/Aに使用されているネジの場合は
「#2」の精密ドライバーでも問題はないようです。

 

ノートパソコンに使用されているネジのサイズがわからない場合は
迷わずにセット販売されている精密ドライバーを買うほうが良いでしょう。

セットで販売されている精密ドライバーは
一体型でも幅広いネジのサイズに対応しているケースが多いです。

 

ビット交換式の場合は
さらにいろいろなネジに対応しています。

よしぶー
初めてパソコンを分解するという場合は
筆者はビット交換式の精密ドライバーをお勧めします。

 

まとめ

パソコンを分解するという場合は
静電気防止手袋や静電防止リストバンドなどは
着用したほうが良いです。

しかし、メモリ交換くらいなら
素手でも問題はありません。

 

作業内容によっては、必要な場合もありますし
不要な場合もあるのです。

精密ドライバーは、簡単な作業であっても
重要な工具の一つです。

 

ネジのサイズが合わない場合は
一体型タイプなら買いなおす必要があります。

そうならないためにも、セット販売されたタイプを
最初は選んだほうが良いでしょう。

 

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